2011年4月30日土曜日

東電社長の退職金

東日本大震災の津波により危機的な状況が続いている東京電力福島第一原発。
「想定外」を連発して責任を逃れようとする東電と政府の姿勢には呆れてしまうが、中でも呆れ果ててしまうのが東京電力の清水社長の「責任感」
爆発事故直後に体調不良で入院、その後、一時的に復帰するも汚染の実態が深刻化するやまたしても病院に逃げ込んだ上、国民にも福島県民にもまともな謝罪も説明もなさぬまま。
周囲の圧力によりようやく6月に辞任することを認めた清水社長だが、その清水社長の「退職金」が話題になっている。
清水社長の気になる退職金額は…

福島第一原発の爆発事故により業績の悪化に加えて多額の賠償金の支払いが必要になった東京電力だが、その資金を確保するために株や不動産などを売却。
数千億円規模の資金をねん出することを発表したが、さらに人件費削減などのリストラも検討しているという。

清水社長と勝俣会長の退職金はそれぞれ億単位と言われているが、ともに退職金の辞退については一切言及していない。6月下旬の株主総会のときに責任を取って退任すると明言したが、その頃はまだ賠償金が確定せず退職金が満額出る可能性があるという。

原発周辺の住人や農家・漁師に甚大な損害を与え、周辺の環境にも取り返しがつかない被害を与えた上に億単位の退職金を受け取るとなれば国民の怒りは限界を超えて大爆発することになりそうだが…

清水社長は東電のトップでありながら一番大変な時は病院のベッドで雲隠れ。
誠意のかけらも感じられません。
会見の時に「政府の言う通りに対策してた」「こんな津波は想定外」と自分たちに責任はないと強調する姿勢にも怒りを感じます。
退職金はもちろん、私財も拠出して賠償に充ててもらわなければ納得がいきませんね・・・

東電6月の電気料金を爆裂値上げ
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